洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧ペンネーム・敏宮龍一)によるブログ。

好きだけど、なんか・・・(゜д゜;)→No.7あるウォーホル作品?

ここでは、私が今までの人生の中で観たり聞いたりした、お笑い系ソングや(個人的に好きだけど、)なんか人に勧めても良いのか悩むものを取り上げます。

みなさまは、カズ・ヒロさんという、元・日本人をご存じでしょうか?
この方は、国内外の映画業界や特殊メイク業界では知らない人はいないくらいの方で、日本でも有名な映画『猿の惑星』の猿(猿人間?)の特殊メイクに関わったり、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で主人公を演じた、ゲイリー・オールドマンさんを特殊メイクで、ウィンストン・チャーチルに大変身させたことでも話題でした。
アメリカ人に帰化される前は「 辻 一弘」という名前でした。

2010年代に、映画業界に見切りをつけたカズ・ヒロさんは、特殊メイクアーティストから現代芸術家に転向し、2013年にはアンディ・ウォーホルさんの絶頂期のころの顔と晩年のころの顔を題材にした胸像を制作して、アメリカの現代美術界にデビューしました。現在も、本業の現代芸術家の傍ら、特殊メイクの技術指導などをされているらしいです。


The Shockingly Realistic Sculptures of Kazuhiro Tsuji
現存するウォーホルの写真や動画には無い、本当のウォーホルの表情を形作ろうと試みたり、ウォーホルさんといえばのヘア・スタイルなどの再現に対しても、特殊メイクアーティストの経験やカズ・ヒロさん独自のこだわりに脱帽しました。残念ながら、私自身、この胸像の実物を見たことがありません。が、この胸像の制作過程を取材したテレビ番組は観ました。
なお国内外の有名人や偉人の胸像作りは、現在も続いているようで、2020年3月に、NHKでカズ・ヒロさんの作品作りの様子を取材した番組が放送されたそうなので、もし機会があれば「NHKオンデマンド」などでご覧ください。

ちなみに最後の引用文は、カズ・ヒロさんのものではなく、アンディ・ウォーホルさんのお言葉です。

美しくない人なんて、僕は出会ったことがない。
引用:https://www.a-inquiry.com/ijin417/

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