どうも。既にご存知と思われますが、今年5月に開催予定だった「コミックマーケット98」が中止され、*1今年冬に開催予定の「コミックマーケット」は2021年の春に延期されることがネット上で発表され、今年5月にネットとSNSで行った「エアコミケ」を再びやるかどうか審議されているそうです。
しかし、新型コロナウイルスで痛い目に遭っているのは「コミックマーケット」だけではありません。
これまで、「コミックマーケット」カタログや、日本中の同人誌の印刷と製本などに関わってきた日本国内の一部印刷所の中には、これ以上同人誌イベントが開催されない状態が続くと、同人誌ビジネスからの“卒業(=事業継続断念・撤退)”を検討しているところもあるそうです。
何か、2018年にSNS上で発表され話題になっていた『もし同人誌即売会がなくなったら』というマンガが現実味を帯びてきました・・・(-_-;
それにしても、今どき、このマンガに出てくるような居酒屋はどれくらい生き残っているのでしょう?
印刷所のほかにも、東京・秋葉原では「コミックマーケット」中止と新型コロナウイルスの影響による来客数と利用者激減が理由で、ライブハウスの閉店やメイドさんのいるお店の閉店ラッシュが続き、日本中のコスプレ好きの人をターゲットにしたビジネスも消え初めています。
更に、長年東京都に本店がある店舗型の有名マンガ・同人誌専門店とアニメ専門店の閉店ラッシュも終わりそうにありません。
特に、「コミックとらのあな」の大量閉店というニュースは、日本中のマンガ・同人誌好きと(コミックとらのあなへ)同人誌の販売委託をしてきた多くの同人作家に衝撃を与えたらしいです。
とらのあな側曰く「今後は新しい生活様式にあわせた店舗展開を進め、通信販売や*2デジタル販売の強化などに対応していく」とのことです。
25th-anniv.toranoana.jp
最近では、リアルな同人誌イベントの中止に耐えきれなくなった人の中には、VR技術が使える人を対象にした同人誌即売イベントやオンライン上の同人誌即売イベントに参加する人も出てきています。
なお、これらの同人誌イベントについては肯定的な方もいれば、否定的な方もいます。
日本の様々な業界が持っている「コミックマーケット」中止や新型コロナウイルスの影響による傷口に塗られていく塩の量も、日本の景気の減速感も日に日に増しています・・・(-_-;;