どうも。最近、アメリカのネットの海の中に元・受刑者の人が「出所後に驚いたこと」を書く掲示板のような物があると言う情報が日本に入って来ています。
これを観ていると、まるで“現代アメリカ版の浦島太郎”です。
例えば・・・
「マクドナルドのメニューの値段が刑務所に入る前と比べて高い。」
どこの国の人も、過去のマックのメニューの値段を記憶しているんですね。私の場合も、日本のマックのメニューの値段は、1990年代と比べると最近のメニューの値段は高く感じます(-_-;
「現金の扱い方をすっかり忘れてた。勘が戻るのにしばらくかかった。」
このところ、電子マネー払いばかりの日々なので、現金の肌触りを忘れかけています。それにしても、特別定額給付金が私の手元に来るのはいつなのでしょう?
「(出所後、)そのまま大型スーパーに行ったら、スーパーの中があまりにカラフルで目が痛かった。特に、赤い色を見たのが久しぶりすぎて、目がチカチカした。」
解ります、こういう感覚。たまに、家から電車で少し遠出して街を観るとなりますね。
「6年間の刑務所暮らしから出てきてショックだったのは、スマートフォンなしでは、ほぼ何もできないということ。仕事を探そうにも、紙の履歴書を受け付けない会社もある。」
かつて「アメリカの履歴書は写真不要が当たり前」という話は聞いたことがありますが、今はアメリカの履歴書もデジタル化・ペーパーレス化の時代なんですね。
コロナ禍の日本も、*1最近のハローワークが紹介する求人・アルバイト・パートへの応募も、「手書きの履歴書応募NG」「スマホを持っていないと応募NG」「SNSでのフォロワーが5千人以上いないと応募NG」「家にリモート環境がないと応募NG」というのがありますよね。
せっかく、性別欄のない履歴書が商品化されようとしているのに・・・(-_-;
「クスリと盗みで5年の刑期を終えて出所した従姉妹は、すっかり大人になった妹の成長に驚いて、涙が止まらなかった。」
万国共通の“自分の犯した罪の大きさを痛感させられるあるある”のようです(T_T)
日本でも、こういう感じの話を語っている元・受刑者や薬物中毒者の更生施設にいる人の話をテレビで観かけます。
「友達がコカ・コーラ フリースタイル(※アメリカにある、「砂糖なし」や「フレーバー(風味)」などを選択して買えるコーラの自動販売機。)にびっくりしてた。」
私は最近、某大手コンビニの中に設置された、“キンキンに冷えたコーラを販売する機械”を目撃してフリーズしました。買ったことないけど・・・(-_-;
www.stsnarao.com
「塀の中で6年。出所すると、すぐに外の世界の色とりどりな美しさに心を奪われた。自然がこんなに美しいことをすっかり忘れていた。
この美しさを見ると、もう2度と塀の中には戻りたくないと思う。刑務所には美しいものは何もない。外に出られて本当によかった。今でも、毎日景色の美しさに感動している。」
ストレートな感想で、ただただ感動します*2
近年の日本のネットの海では、一部の人や「ダークウェブ」を行き来している人のSNSとかでないと、こういう感じの話は見ないですが、たまにこのような話を観ると、色々と考える材料やキッカケになっていいですね。