洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧・敏宮龍一)によるブログ。

初めて『鬼滅の刃』を観て思った事と『新世紀エヴァンゲリオン』が古く見える件

どうも。既にご存知かと思いますが、フジテレビから、今月10日にアニメ版『鬼滅の刃(きめつのやいば)』の総集編と、今月12日からは関東地方だけでアニメ版『鬼滅の刃』が毎日のように放送されています。
dic.pixiv.net個人的には、去年から、近所や都市部の本屋さんや古本屋でも、名前だけは聞いたことがあっても、コミックス自体を肉眼で確認できたことが無い作品として知っていましたし(あるのは、お詫びの張り紙で出来た壮大な壁・・・。)、近所にあるスーパーやコンビニでは、この作品の関連グッズやオマケつきお菓子や「一番くじ」は入荷早々、完売することでも知っております(『鬼滅の刃』の新しいアイテムが出ると、昔から人気や支持のあるアニメ・ゲームのオマケつきお菓子と「一番くじ」は大量に売れ残って、値引き処分されているのをよく見かけます(T_T))。

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 最近テレビの中で、やたらとアニメ版『鬼滅の刃』放送告知と新作の劇場版『鬼滅の刃』の宣伝に誘導されるように、人生初のアニメ版『鬼滅の刃』を視聴しました(^_^)
ざっと見た限りではありますが、「これはハマる人続出するわ(゚Д゚;)」と思いました。

futabanet.jp

現時点では、「『鬼滅の刃』には、現代の老若男女が欲しているものがある」としか言えません。
*1この作品の登場キャラクターの台詞の表現の仕方やデザインのやり方は、2000年代以降の少年マンガのお約束という感じですが、この作品には、いわゆる少年マンガとは違っていたところがあるということに気づきました。
例えば、かつての大ヒット漫画『鋼の錬金術師』のようなニオイと雰囲気を少々感じる作品の構成。そして、この作品に出てくる様々な“鬼”と“鬼”自身に掛けられている呪い。特に“鬼”については、生きている中で一度でも心から傷ついた経験(例えば、いじめや失恋やSOGIハラなど・・・。)がある人ほど、性別・年齢を問わず、登場キャラクターや“鬼”に共感し、この作品にハマっていくのではと思います。
果たして、この現象に終わりが来る日はあるのでしょうか?なんだか、ほかのアニメや漫画作品の事が心配です・・・(-_-;

話は変わりますが、最近BS放送や先月までテレビ朝日の深夜に放送されていた『新世紀エヴァンゲリオン』を観ましたが、これは私の個人的見解ですが、「『エヴァンゲリヲン新劇場版』のことは記憶され続けても、『新世紀エヴァンゲリオン』という作品の存在を2020年代以降の日本人は忘れられていくだろうな・・・」と直感で思ってしまいました。
なんでこんなことを思ってしまったのかと言うと、作品の登場キャラクターが様々なシーンのあまり目立出たないところで言っていた台詞です。

例えば・・・

  1. 第1話「使徒、襲来」の中の、碇シンジエヴァンゲリオンに初めて乗った際にコクピット内へ注がれた薬物(?)を肺に入れた直後、「気持ち悪い」と文句を言うシンジに対してミサトが言った「我慢なさい!男の子でしょ!」という台詞
  2. 第9話「瞬間、心、重ねて」のユニゾン特訓中に、ショックを受け、感情に任せて部屋を飛び出すアスカを見た委員長のヒカリが、シンジに言った*2「(飛び出したアスカを)追いかけて!女の子泣かせたのよ!?責任取りなさいよ!」という台詞
  3. 第16話「嘘と沈黙」の後半の結婚披露宴からの帰り道で出てくる、加持の「葛城が、ヒール(靴)を履いてんだからなぁ。時の流れを感じるよ。」という台詞と、その直後に始まるミサトの激昂しながら言う悲哀に満ちた台詞の内容
    ・・・など。

放送されていた当時や2000年代には何とも思わなかったのですが、“多様な性の平等”について叫ばれる時代になってから、改めて『新世紀エヴァンゲリオン』を観ると、どこか古く見えてしまいます(台詞さえ気にしなければ、現在でも傑作アニメですよ(^_^;;)。

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最近、日本のある恋愛コラムニストの方が「『エヴァンゲリヲン新劇場版』には、『新世紀エヴァンゲリオン』のような、中学生の生々しさや大人のシーンが無い」と嘆いていましたが、これは*3“2000年代以降の日本の人々は(『新世紀エヴァンゲリオン』のような、中学生の生々しさや大人のシーンを)欲していないから”・・・としか言えません。庵野監督や製作関係者の方々は、そういうことも予見して『エヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを製作されている・・・のかもしれません。

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note.com

*1:私の個人的見解です(^_^;

*2:どうでもいいことですが、『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の中で、シンジとカヲルが動かすエヴァにアスカが乗ったエヴァが突き飛ばされた直後、アスカが「女に手を挙げるなんて・・・」というような台詞と似たようなこと言っていたような気が・・・。

*3:私の個人的見解です(^_^;