これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを盛り込んで書いていくコーナーとして復活させてみたものです(^_^;
季節は秋のはずですが、もう冬の気配を感じるのは気のせいでしょうか?
第120回は、高橋幸宏さんの「Sarava!(サラヴァ!)」です。この曲は2020年現在、1978年発売&2018年再発のアルバム『Sarava!(サラヴァ!)』と2018年発売の企画盤『Sarava!Sarava!(サラヴァ!サラヴァ!)』で聞けます。
このアルバムは、幸宏さんが26歳の頃にリリースしたソロアルバム第1号です。このアルバムの曲の編曲は、すべて坂本龍一教授が行いました。
ちなみに、この曲のタイトルとこの曲を収録しているアルバムのタイトルで使われている「Sarava!(サラヴァ!)」というのは、かつてブラジルへ連れて来られたアフリカ人奴隷たちが使っていたポルトガル語の1つで「彼らに幸(さち)あれ!」という意味だそうです。
なおこのアルバムがリリースされた頃は、後に音楽の教科書で取り上げられてもおかしくないくらいの存在になる、あのYMOの構想も出来ていた頃だったそうです。
実はこのアルバムをリリースした後から、幸宏さんはこのアルバムに対して長い間様々な不満を抱えていました。
しかし、2018年のある企画で、運良く残っていた1978年発売当時のアレンジの音源テープを使って、2018年の幸宏さんが歌だけを取り直した物が商品化されることになりました。
この録音の後、「40年経って、ようやく完成したというか」と、幸宏さんは満足されていたそうです。
実は私、9月7日早朝に放送された『RADIO SAKAMOTO』の最後に流れたものを聞くまで、この曲を一度も聞いたことがありませんでした。
この曲とアルバムの存在は知っていましたが、いわゆる食わず嫌いでずっと聞いていませんでした・・・(-_-;
余談ですが、このところの幸宏さんの病状は「トンネル先の出方の灯(あかり)が見えて来た」らしいです(^_^)
かつて、この病気の治療方法が無かったために、昔から数多くの医師が匙を投げていたそうです。戦後からは、国内外で様々な技術・治療方法が出てきているので、この病に立ち向かいやすくなってきた様です。
更に余談になりますが、つい最近まで(幸宏さんには大変失礼かもしれませんが、)幸宏さんが既婚者だということを知りませんでした(ほかのメンバーは妻子と孫もいるというのは、様々な年齢・性別のファンから聴いていたので知っていましたが・・・(^_^;)。
下のものは1978年当時の音声です。2018年の音声を聞きたい方は、『Sarava!Sarava!(サラヴァ!サラヴァ!)』でお聴きくださいm(_)m