これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;
2020年とも、そろそろ“さよなら”ですね・・・(-_-)
そこで第145回は、坂本龍一教授の「Sayonara」です。2020年現在は、1991年に発売されたCDシングルとアルバム『ハートビート』と、1993年に発売されたベスト盤『グルッポ・ムジカーレ2』だけで聞けます。
この曲は、今では貴重な坂本教授自身が歌う曲の1つです。作・編曲は坂本教授ですが、作詞は鈴木慶一さんです。
この曲は、1990年代前半にあった「坂本龍一海外進出プロジェクト」の一環で考えられたものの1つで、あえて坂本(教授)自身を海外の人たちに“邦楽アーティスト”だとイメージさせるために作られたもので、曲のタイトルは(1990年代当時の)外国人に最も知られている日本語は「さよなら」ではないかと考え、曲を作る前につけられたものだそうです。
ちなみにこの曲は、1991年当時、レコード会社との契約の都合で、どこの国で発売されるかで歌詞が異なっていました。
果たして、この“坂本教授を海外の人たちに、坂本教授を邦楽アーティストだとイメージさせちゃおう作戦”が成功したのかどうかは、皆さまのご想像にお任せします(^_^;;;;
日本発売バージョン(日本語の歌詞)
Ryuichi Sakamoto - Sayonara (Live 1992)
海外発売バージョン(※「さよなら」以外は英語の歌詞)。
坂本龍一 : Album: Heart Beat - Sayonara