これをメイ曲と呼んではいけないのだろうか？→No.237ライディーンや胸キュンだけじゃない件・その

これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない！」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;

今日、1月11日は高橋幸宏さんの命日であり、私の生誕日です・・・(^_^;
そこで第　回は、幸宏さんの人気ボーカル曲の1つである、“YMO版「All You Need Is Love」”こと、YMOの「以心電信」です。
この曲は現在、1981年発売＆2019年再発・アナログ盤化されたアルバム『サーヴィス』と1984年発売＆2019年再発・アナログ盤化されたライブ盤『アフター・サーヴィス』と、一部の音楽配信サービスで聞けます。

この曲はYMOの9枚目のシングル曲です。
*1アルバム『サーヴィス』の発売に先駆けてシングルカットされた曲で、1983年に国連が行っていた「世界コミュニケーション年 (WCY)」のテーマ曲として、当時のNHKの番組内で頻繁に流されていました。
現在も様々な日本のミュージシャンがカバーしています。
この曲は、YMO散開（※＝解散。）前にYMOのお三方が揃って同時にスタジオで録音した最後の曲でもあります。
この当時のYMOのお三方は、アルバム『浮気なぼくら』以降、確執に似たすれ違い状態になっていたため、三人揃って同時にスタジオに入って作業することはほぼ無く、一人でスタジオに入って、事前にほかの方が指示した箇所の作業をしてはスタジオを出ていくという感じでの製作スタイルをとるようになっていました・・・。

この曲のイメージについては、1983年当時の坂本龍一教授曰く「楽曲的には*2 ビートルズのにぎやかな曲に影響されており、華やかさがある式典をイメージしている」そうです。

それから後に、細野さんはこの曲について「“自分を助けられない人間に他人なんか助けられない”と言う想いで、いわゆるチャリティーソングへの、半ば皮肉も込めて作詞した」と回想されていたそうです・・・(^_^;

今ではレアな音楽番組でのYMOのパフォーマンス。
www.youtube.com

2007年に、横浜で開催されたチャリティーコンサートで披露された、HUMAN AUDIO SPONGEによる「以心電信」。
ちなみに、私も当時、観に行きました！(@_@;
youtu.be

Odd Cardinal Coverによるカバー。
以心電信 ~You've Got to Help Yourself~ (YMO) - Odd Cardinal Cover

オマケとして、1983年にとあるラジオ番組で公開された、没バージョンの「以心電信」。よく聞くと、歌詞が異なっています。youtu.be