どうも。このところ、新型コロナウイルスの影響か、国内外のあちこちで「スティグマ」が現れているそうです。
なお、スティグマというのは新種の熊の事ではありません⊂( ̄(工) ̄)⊃
ギリシャ語から来ているという、英語の社会学用語で、主に差別問題で使われます。
今回取り上げるのは、新型コロナウイルスの特番などでも使われるようになってきた”社会的スティグマ”の事です。
一説には、以前はLGBTの人・HIV陽性者・AIDS発症者に対しての嫌がらを扱う際に使われていたそうですが、今年新型コロナウイルス騒ぎで横浜に停留していたクルーズ船に乗っていた人に関するニュース動画などがキッカケで、国内外の人の心の中にある拒否反応スイッチが押されてしまい、ヨーロッパやアメリカに滞在しているアジア人(またはアジアっぽい人)と日本や中華料理店に対する暴言・暴行・嫌がらせが起こり、最近では国内外にいる新型コロナウイルスの発症者の治療に関わる医師・看護師とその家族や元・患者などにも及んでいて、社会的スティグマは日常茶飯事になっています。
私たちは、己の中の「新型コロナウイルスに対する恐怖心」を制御できなかったようです。何だか、玄関のドアを開けるのが怖いです・・・。
理性は独りで歩いてくる、偏見は群れで走ってくる。
ジャン=ジャック・ルソーの言葉
新型コロナウイルスが原因の差別問題の関するニュース動画が莫大な数になっているので、その中から新しいものを1つ。
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最悪の病気と最悪の苦しみは、必要とされないこと、愛されないこと、大切にされないこと、全ての人に拒絶されること、自分がだれでもなくなってしまうことだと、より実感するようになりました。