洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧ペンネーム・敏宮龍一)によるブログ。

『ある山下テツローの場合』→第24.5話

第24.5話:“あの足”との遭遇、あの日の不発弾を処理したい、抜き打ち検査って何だ?・・・の補足

この『ある山下テツローの場合』では、“彼”が書き遺したテキストデータを中心に構成している。しかし、“彼”がこのテキストを書いたのは2008年から2009年である。そのため、挿絵の参考や現在利用しているブログの規定などのために、テキストに書かれている時事情報や事件に関する情報のリサーチは欠かせない。

2020年と2021年8月某日に行った、“彼”のテキストの中に出て来る時事情報と事件に関する情報の再リサーチでは探し出す事自体がとにかく大変で、以外に経年によるものやネット世界の都合によって消えている情報が多かったのと、2010年代以降の日本のネットサービス側の防衛策によって、私が探している情報の多くは、私のような一般人の介入は認められないところに保管されているので、*1情報によっては、新型コロナウイルスに感染するのを覚悟で、自己防衛策をしては、その都度、近隣の図書館や都内にある民間・都立の図書館へも出かけていた・・・。


だが、2007年の段ボール肉まん騒動と、2008年の毒ギョーザ事件や、北京オリンピックの開催準備中に起こった事件と北京オリンピックの開会式などを含む、中国で起きた事件やイベントに関する写真や情報を日本の図書館やネットで探し出すのは大変だった。特に、段ボール肉まんに関する日本語の情報は、ネット上にもごく僅かしか残っていなかった・・・。

このほかにも、2008年の『WORLD HAPPINESS』に関する情報などを含む、2000年代の日本に関する画像と情報も、近年改正され続けている個人情報保護法や日本の肖像権の都合などもあって、多くの関連画像はきつめのボカシがかかっていたり、高額な使用料を払わないと見られないものが多かった。
そのため挿絵の制作の際には、何度も“彼”の事を恨んでいる。
もちろん現在も・・・。


ちなみに、今回公開した第24話の中に出てきた「冷やし飴」の情報だけは、現在も関西地方の一部マスコミが夏に取り上げているというのもあって、すごい余裕で見つかった(笑)。

冷やしあめ

©2021 Ryoichi Satomiya

 

最後に、本当であれば前の話(第23話)の結びのところで、“私(サトミヤ)”が、第 話の挿し絵から第1話以来の再登場になることを書いて置いたほうが良かったのだが、私自身の起こった栄養失調やら、ネット環境のトラブルという“緊急事態”があった都合でバタバタしたために書き損じてしまった。
そのために、「何だチミは!」となった人がいるのかもしれない・・・。

当初、掲載予定だった“私(サトミヤ)”の再登場を伝える挿し絵。

事前に掲載予定だった、“私(サトミヤ)”の再登場を伝える挿し絵。

©2021 Ryoichi Satomiya

→今度こそ、第25話につづく・・・。

*1:2020年と2021年8月某日当時の私は、まだ新型コロナウイルスのワクチンを1回も打っていなかった。2021年9月現在は“基礎疾患がある人”扱いにされたために、最速で1回目を接種済みである。2回目行きたくない・・・。

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