第43.5話:From SAT/ある青梅線沿線のパチンコホールのサービスと・・・。の補足
ここでは、2008年10月にテツローが読んでいた“あるシナリオ紛いの物”について、もう少し補足しようと思う。
2008年9月10日に、テツローから「何か書いたものを見せてほしい。」というメールが、私の携帯電話に届き、当時私が思い付きで書いていた成人向けの同人誌のシナリオ(※未発表。)の一部を少し送った。
このメールから3日後の2008年9月12日に、「長くはやれないかもしれないけれど、何か手伝わせてくれませんか?僕が昔書いた小説みたいなものがあるんですが、もらって下さい。」というメールの後に、彼からの長文メール(※内容は、テツローが1998年に書いたという小説のあらすじと設定の説明だった。)が私の携帯電話に届いた・・・。
このテツローからの申し出がキッカケで、彼の取材のほかに、この“あるシナリオ紛いの物”の執筆もしないとならなくなってしまったのである・・・。
このテツローのメールから約24日後の2008年10月3日。
ある青梅線沿線にあるパチンコホールVで3時間くらいパチンコを打った後。
お茶のついでに、テツローによる“コレ”のチェックが入ったが、「これって、パンが無くて、肉と野菜だけしかないハンバーガーみたいだね。」と評されてしまったのだった・・・。
これ以降テツローのチェックは、2008年12月・2009年1月・2009年2月・2009年3月まで続いた。だが、なかなか彼は良い反応をしてくれなかったことを今も覚えている。
2021年になって、未完成のままの“コレ”を改めて完成させようと思い、不定期に執筆をしている。彼の最後のチェックからは大分時は経っているが、ほかの世界へ旅立っているテツローのところへ、この事が伝わっていることを祈る日々である。夢枕でも構わないので、ダメ出しをしにきていただきたいものである。
このテツローと私の共作(?)のコレは、いつか世間に出すかもしれないし、本当に墓場へ持っていくことになるかもしれない・・・。
→今度こそ、第44話へつづく・・・。