洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧ペンネーム・敏宮龍一)によるブログ。

「普通って大切」←飯話(めしばな)限定であれば共感します(^_^;

どうも。『涼宮ハルヒの憂鬱』の再放送を観ながら、これを書いています。
最近、久住昌之さんのSNSでのある書き込みに共感してしまいました(普通ではない設定のキャラクターとストーリー展開のこのアニメを観ながら、「普通って大切」という書き込みを観ていたことを書くのもいかがなものかと思いますが(-_-;;)。www.iza.ne.jp

 この数年の間に、有名チェーン店やテレビの食レポ番組の影響なのかは分かりませんが、似たような味や見た目の物を提供している食べ物屋ばかりで面白くないです。以前はどこに行ってもあった、見た目も味も普通においしい飲食店が無くなっていますね。時代の流れのほかに、新型コロナウイルスの感染拡大で消えるスピードがアップしている様な気がします・・・。
例えば、ナルト(店によっては、カマボコか伊達巻き)がのったラーメンやタンメン(温泉玉子や味付け玉子がのっているラーメンやタンメンはどこにでもあるのですが・・・。)とか、絶対に一人前ではないだろうという大きさのオムライスがメニューにある街中華とか、今は無くなったアキハバラデパートの中のからあげ丼とか、JR小作駅の近くのコロッケなどの揚げ物を1つだけ買うと、なぜか「ソースかけますか?」と訊いてくる肉屋とか、埼玉県にある大喰らい一族の料理店(彼らの基準での“普通”サイズなので、テーブルの周りには完食できずに、まるで墓標のような大量の食べ残しがあります・・・(-_-;;)とか、対面販売の自家製パン屋(近年のような独創性のある感じのではなく、グラニュー糖か粉糖をまぶしたあんドーナツやクリームパンなどといった、昭和レトロなレパートリーのほうです。)とか、今は無い近所の公園に遊びに来た人向けにたこ焼き(1パック・100円(税込み)で10個入っていたのですが、10個中6個はタコが入ってません。いま思うと、あれが100円分のタコの量だったのでしょうか?)を売っている小さなお店とか・・・。


・・・とは言うものの、私は個人的に“普通”という言葉に嫌味を感じてしまうので、共感や納得できるのは飯話(めしばな)限定です(^_^;
“普通”という言葉を耳にする度に、「普通の付き合いをしたい」と歴代の友人や恋人に去られ続けたことや、30数年前に「普通の人間になると誓約書を書け」と両親に怒鳴られながら書いたことも思い出しますね(私を叱った当人たちは、一方は他界していて、もう一方は、この数年、認知障害気味なので口に出さないようにしていますが・・・。)。

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