洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧ペンネーム・敏宮龍一)によるブログ。

庵野秀明展→色々と奥行きがありました(@_@;

どうも。
『ある山下テツローの場合』の第38話から第40話の脱字などを修正しました。もしご興味があれば、ご覧ください。

それはさておき、少し古いことになりますが、11月のある金曜日の午後に、連日日本テレビでCMが流れている『庵野秀明展』へ行ってきました。
どうして金曜日なのかというと、私は生まれつきや年のせいで歩くスピードが人一倍遅いからです(あまりに私の歩きが遅いせいで、ICC国立西洋美術館東京都現代美術館の中で警備員の人に誘導されて、開館時間を過ぎた建物から出たことが何度もあります・・・。)。そのため、開館時間が長い日のある美術館でないと、私は行くことが出来ません(-_-;
幸いにも、この展示が行われている国立新美術館は毎週金・土曜日は20時まで開いています。

www.annohideakiten.jp

それに開館時間が長い日でないと、アマンドでお茶してから移動なんて出来ません(^_^)

六本木アマンド01

人生初アマンド

生まれて初めてアマンドの中に入って、お茶しました。
今までに、森美術館国立新美術館へ行くために六本木を何度か訪れたことがありますが、アマンドは外観を観て通り過ぎるだけでしたが、最近の私の体調的に「今後“ギロッポン”に来られるか自信がない」というのもあって、清水の舞台から飛び降りたつもりで入りました。

六本木アマンド02

人生初リングシュー!

私が来た時、2階のティーラウンジ(?)の中には大人のお兄さん・お姉さんしかいなかったので、緊張しながら食べました・・・(@_@;;

camp-fire.jp


そして緊張のティータイムを済ませた私は、国立新美術館へ向かいました。
噂のガラスの茶室を観ながら『庵野秀明展』の会場へ行きましたが、行列が出来てました・・・。

チケット

会場の近くにて。

当初は入場料が(大人料金)2,100円だったのと、展示室が1つだけで、展示品の多くが写真撮影可能なのと、美術系の展示ではおなじみの音声ガイドが無いのと、この展示の図録は特殊な方法でしか買えないというのもあって「新手のボッタクリ?」と思っていました・・・。

あんのライダー

仮面ライダー??

しかし会場に入ってみて、そんな思いは払拭されました。
入口付近には、庵野氏による歴代の自画像や奥様の安野モヨコ氏による庵野氏の似顔絵と、仮面ライダースーツ(?)姿の庵野氏の写真が展示されていました。それを過ぎると、目の前には昭和時代の特撮作品で使われていたジオラマの一部と怪獣、ウルトラマンウルトラセブンの頭や武器、仮面ライダー1号の頭が飾ってありました。ジオラマに積もっているホコリの量で、どれだけ観客が来ているのかもよく解りました・・・。
このほかにも、庵野氏が子供時代や学生時代に観ていた、1950年代から1970年代までのテレビアニメ・特撮番組の動画やマンガの原稿や『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』の資料も展示されてました(仮面ライダー1号の頭と1950年代から1970年代までのテレビアニメ・特撮番組の動画やマンガの原稿だけ、撮影NGでした。)。

次の展示室からは、しばらくの間撮影NGが連発しました。
主な展示物は、高校生時代と大学生時代に学校で作った特撮作品とアニメ、DAICON FILMのアニメと関連資料と取材された雑誌でした。

ja.wikipedia.org

そして、庵野氏が関わった劇場アニメ『風の谷のナウシカ』の巨神兵のシーンや『美少女戦士セーラームーン』シリーズの変身シーンに関する資料、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』『トップをねらえ!』『ふしぎの海のナディア個人的には、「ブルーウォーター」の描き方の説明の実物が観られたのが良かったです。)』『新世紀エヴァンゲリオンこの展示で、「残酷な天使のテーゼ」の初期の歌詞やエヴァ初号機の最初のカラーリングが公開されていました。どれも、現在のものとはまったく異なっていました・・・。)』の資料。

第三村のジオラマ

第三村(一部)。

次に、『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズと映画『シン・ゴジラ』の参考用立体物とジオラマと資料(個人的に『シン・ゴジラ』の最終形態(?)の立体物は本当に気味が悪かったです・・・。)、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の中に出てくる「第三村」のジオラマが展示されていて、建物の感じが本編で出てきた第三村に近かったです。この第三村のジオラマだけは撮影OKでした。

最後の展示室の片隅には、庵野氏の来場者への感謝のメッセージとサインの展示、『シン・ゴジラ』と、庵野氏が現在製作中の『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』のフィギュアが建っていました。
記念撮影している人やグッズを買う人で“密”になっていました・・・(^_^;;

どうにか“密”から抜け出すと、開館時間を過ぎていて、美術館の中や外は真っ暗でした。展示を観終わるまで、約5時間かかってしまいました。
この『庵野秀明展』は、濃厚で、色々と奥行きがある展示会でした・・・。
なお、東京での『庵野秀明展』は19日で終了です。
来年(2022年)からは、大分県大阪府と、庵野氏の出身地の山口県を巡回するとのことです。

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