洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧・敏宮龍一)によるブログ。

『ある山下テツローの場合』→第6話

第6話:とある孤独死、10数年ぶりのデパート勤務

 彼の遺品のUSBフラッシュメモリ内「2008」フォルダから「200802」より。ブログ掲載の都合上、一部自主規制あり。

02/12/08(2008年2月12日)

2008年2月12日の彼

©2021 Ryoichi Satomiya

今日は日勤。
パートナーと朝食を取る。この日は雨が降っている。

午後13時過ぎ。
朝からのデスクワーク中。立川市役所から、今月8日未明に発見された孤独死した人の葬儀についての相談の電話を受けるが、僕には分からないことだったので、すぐに上司へバトンタッチする。
その後、上司に呼び出されて一緒に市役所へ出かける。

14時過ぎ。

市役所の会議室

©2021 Ryoichi Satomiya

昨日の孤独死した人の葬儀について、市役所の会議室の1つで、電話をくれた市役所職員と亡くなった人の第一発見者であるホストクラブ経営者と上司と話し合い。
市役所職員からの情報によると、この人はホストクラブの従業員の22歳の男性。推定死亡日は1月30日。死因は低体温症による多臓器不全。亡くなった場所は、この人が借りていたアパートの部屋の中だった。亡くなった場所で、暖房を使っていなかった(または、暖房自体が故障していて動いていなかった?)せいもあってか、外見の目立った傷みや腐敗は少なかったのだという。この人の身体は*1行政解剖などをして、現在は警察署の中に安置されている状態だと聴いた。
ホストクラブ経営者は「(この人の)履歴書に書かれている連絡先がデタラメなのか、全く繋がらない」と言っている。
この日の話し合いでは、警察側の用事がまだ終わっていないのと、専門業者による清掃などがあるため、この人の住んでいた部屋にこの人を持ってきて安置することは難しいと判断する。会社と相談した結果、ホストクラブ経営者が安置費用と葬儀費用を支払うという事で、この人は僕のいる会社にある(遺体)安置施設で預かる事にした。その間に、市役所や行政のほうでこの人の正しい住所や身内探しをしてもらうことになったのだが市役所職員に向かって、上司が「弊社の設備でお預かりできるのは最長でも10日(間)ですので、そこを考慮していただけます様、よろしくお願いいたします。」とプレッシャーをかけていた・・・。

市役所での話し合いが済むと、上司はこの人を迎えに行くために、急いで会社の方に電話して、霊柩車を呼ぶ。そして霊柩車が来ると、上司がそのまま飛び乗って、急いでこの人を預かっている警察署へ向かった。上司が急ぐ理由は、この人の腐敗の進行を遅らせるために、会社のほうで*2「エンジェルケア」と応急処置の*3ドライアイス漬けをしないとならないからだ。

残された僕は、乗ってきた社用車に、市役所の担当者とホストクラブ経営者を乗せて、会社のほうへ連れて行って、この人の葬儀についての話し合いをする。
ホストクラブ経営者からは「(この亡くなった人は)*4従業員ではなく、*5“内勤”の人間なので、葬儀はシンプルな*6火葬式で送りたい」という要望が出た。少々モヤッとした気分になったが、職場で葬式をしてあげたいという思いは一応くみ取れた。
市役所の判断待ちのため、葬儀の日時はとりあえず保留にした。


02/13/08(2008年2月13日)

2008年2月13日の彼

©2021 Ryoichi Satomiya

この日は日勤の予定だが、朝食中に会社から電話が来る。
何でも、立川駅近くのデパートにある会社の「葬儀・仏事相談センター」から、インフルエンザで出勤できない人が複数出たため、本社からピンチヒッターをやってもらえる人を回してもらえないかという緊急連絡があったという。この日、オフィス勤務をしている人の中で手が空いていたのは僕だけだったために、半ば強制的にピンチヒッターを引き受ける。会社には来ないで、デパートへ直接行くようにとも言われる。
それにしても、デパートでの仕事は10数年ぶりだ。確か40代の時の、新宿のデパートにある、会社の「葬儀・仏事相談センター」での研修以来になる。相談に来る人はいわゆる“マダム”な人が多くて、すごく気を使ったのを覚えている。

(午前)7時過ぎ。
徒歩で、デパートのある(立川駅)北口へ向かう。
通用口の近くで待っている仏壇売り場の男性社員に案内されて、今日からの勤務先に向かう。
・・・と思いきや、従業員用のバックヤードで抜き打ちの身だしなみチェックが始まった。*7背広はぎりぎりセーフだったが、ネクタイの色味を注意されてしまい、仏壇売り場の人のスペアのネクタイを借りる。ほかにも、頭髪の色のことを言われるが、ピンチヒッターという事で今回だけは大目に見てくれた。何でも、このデパートで働く人は*8「お客様には白髪を極力見せてはいけない」という。
そしてデパートの1階に入ると、出入口の側にある、会社の直営の仏壇売り場へ向かう。売り場の社員たちに簡単な挨拶をして、売り場の清掃の手伝いと仏壇売り場の一角にある「葬儀・仏事相談センター」の清掃をする。清掃が済むと、女性社員の一人から窓口業務のマニュアルの本を貸し与えられる。
そしてデパートの開店時間間近になると、僕も仏壇売り場社員たちの列に並び、ほかの社員の真似をして会釈でお客が来るのを待つ。しかし、人が来る気配を感じ取ることが出来ない・・・。会釈を終えると、僕は「葬儀・仏事相談センター」の机に向かう。結局、午前中の相談希望者は誰も来ず、貸し与えられたマニュアルを熟読する。

午後。
胸に*9「1級葬祭ディレクター」のカードを着けているせいもあるのか、いかにもマダムな人が相談に来た。
*10「お別れの儀」で入れて良い物についてのことを訊く人、*11念珠の買い方について訊く人、キリスト教のお葬儀に関するマナーについて尋ねてくる人がいた。
この日、相談に来たのは3人だけだったが、どの人も相談の僅かな隙間に、自慢話や身の内話を差し込んでくる人ばかりだったので、一人につき2時間くらい話したと思う・・・。

02/14/08(2008年2月14日)

2008年2月14日の彼

©2021 Ryoichi Satomiya

この日もピンチヒッターで、仏壇売り場の中の「葬儀・仏事相談センター」。
この日はバレンタインデーというのもあるのか、僕のいる仏壇売り場以外は人が多い・・・。
午前。
相談希望者はなかなか来ない。あまりにも暇なために、睡魔との闘いを何度も繰り広げそうになっていたのを、ほかの相談センターの人から注意される。
午後。
相談センターの人から説教されながらの昼食を喰らって、窓口に戻る。少しすると、ゲイのカップルやレズビアンカップルが1組ずつ来た。近隣に*12ゲイやレズビアン専用の霊園の有無やお寺はないかと相談を受ける。だが、僕自身もゲイやレズビアン専用の霊園なんて聴いたことが無いので、相談センターの裏にいる人に相談する。とりあえず霊園事情に詳しい人にも同席してもらうが、僕らは何も言えずに固まってしまう。
結局、「誠に申し訳ございませんが、現時点ではゲイやレズビアン専用の霊園ございません」と、答えることしか、僕には出来なかった。
次に、中高年の夫婦が創作骨壺についての相談に来たが、僕には未知のことだったので、さっき説教されたばかりで気まずいながらも、相談センターの裏にいる、僕に説教をした仏具に詳しい人を急いで呼びに行く。

その日の夜。
疲労のあまり、思考停止していた僕は無意識にシャワーを浴びに行った後、そのまま床に入った。

02/15/08(2008年2月15日)
この日は休み。
目が覚めると、枕元に小さい箱のよう物がある。ラッピングを観た限りでは、バレンタインの何かだ。

パートナーと朝食中。
「昨晩、僕のイビキがうるさくて寝不足になった」とパートナーに言われる。相当気疲れしていたんだな・・・。
今日からは、別の社員がデパートのほうのピンチヒッターをやることになったので、気が楽だ。

午前中はテレビを観ながら、うたた寝
午後。
枕元にあった、バレンタインの何かを観ると、中身はパートナーからの高そうなチョコレートの詰め合わせだった(確か、去年はどこで買ってきたのか、ハワイの箱詰めマカダミアナッツチョコだった。でも量が多くて、結局二人で食べた・・・。)。早速チョコレートを摘まもうとしたら、携帯電話に着信が来る。電話してきたのは市役所職員だった。
市役所職員によると、「12日の時の人は、*13無戸籍だったので、これ以上何もする事が出来なかった」とのこと。どうも、戸籍を持っていない人が亡くなった場合、“行政の力”や“警察の力”を使っても、身内や親戚を見つけることが出来ないようだ。
次に、昨日行われた市役所での会議によって、*14火葬代だけは立川市ですべて負担することに決まったが、12日の時の人の遺体安置代は第一発見者であるホストクラブ経営者へ請求するようにということになったというのを会社の方に伝えてほしいという。そういう事は僕にではなく、直接会社へ言ってほしい。上司に帰られない内に、急いで電話しないといけなくなるじゃないか・・・。
この市役所からの連絡を機に、その日の夜に、会社用の携帯でホストクラブ経営者に対して、この人の葬儀の準備を行って良いかを携帯電話のショートメールと留守番電話に連絡した。


02/16/08(2008年2月16日)
この日は日勤。
この日は休みのパートナーと朝食を摂る。

午前。
(午前)5時過ぎに、ホストクラブ経営者から返事があって、この人の葬儀を行うことについて了承を得られたので、朝8時から会社の一室で緊急会議をしている。
しかし、9時半に市役所へ行ったはずの社員から、火葬場の予約に関する連絡がまだ来ないし、この人の火葬許可書もまだ届かない。いま僕の手元にあるのは、この人の死亡届と*15死体検案書のコピー数枚と遺影用に預かっている(12日の時の人の)写真1枚だけだ・・・。
昼過ぎになって、市役所に行ったはずの社員から、火葬場の予約完了の連絡のメールが届く。日時は明日の14時に決まり、火葬許可書もゲットしたという。しかし僕は、あまりにも待たされたことにイラついていたのもあって、その社員からのメールに「会議はとっくに終わっているんだぞ。もっと早く連絡よこせ。大至急戻れ!」と返信してしまう。
その後、市役所から戻ってきた社員に口頭で注意し、この人の火葬許可書を受け取る。その社員に昼飯は食べたかを訊くと、食べていないというので、僕がデスクに常備してある夜勤中に食べる用のピーナッツ入りのチョコレートバーを1つあげた。

02/17/08(2008年2月17日)

2008年2月17日の彼

©2021 Ryoichi Satomiya

この日は日勤。この日は休みのパートナーと朝食を摂る。

午前11時過ぎ。
立川市の火葬場に着く。霊柩車の中の棺の中のあの人は、やや青黒くなって、納体袋に入っている。だが、葬儀の時間直前まで持たせるための*16ドライアイスのほかに、葬祭業界用の消臭剤も入っていたので、近くにいると少々頭痛がする・・・。

午後1時前。
(立川)市内の火葬場で、アルバイト2人と社員2名と一緒に、12日の人の火葬式の準備の手伝い。
その最中。火葬場の中でホストクラブ経営者の姿を見つけた僕は、慌ててホストクラブ経営者のもとへ向かうと、経営者をロビーのほうへ案内する。
ここで、市役所から託っていた事(この人が無戸籍だったこと、この人の火葬代だけは立川市が負担するため無料になるということ。)を伝える。どうも、経営者はこの人が無戸籍であったことを本気で知らなかった様子だった。
次に、この人にかかった葬儀関連費用(応急処置で使ったドライアイス代、*17エンジェルケア代、*18遺体安置代7日分、*19棺代、*20骨壺代、*21火葬場までの遺体搬送料などのほかに、*22会社のほうで立て替えたこの人の*23検案料と*24死体検案書の発行料。)に*25消費税を合わせて、*26合計59万4千円をホストクラブ経営者に請求した。現金で丁度になるように支払っていただけたが、苦虫を噛みつぶしたような顔をされた。金額を確認し終えると、僕は同行していたほかの社員たちに合図を出す。

午後1時30分。
あの人の火葬式が始まる。あの人がいたホストクラブにいるホストや内勤の人たちが参列していた。みんな、ビシッとした喪服や略礼服を着ている。しかし、これほど香水と酒の臭いが充満している葬儀は何年ぶりだろう・・・。
式が始まると、焼香したり、様々な大きさや形の花を棺へ詰めたりしている。その際、寄せ書きの色紙を入れる人もいたが、これは葬儀社としては何も言わない。だが、ホストの一人が*27アダルトDVD・CD・スパークリングワインのようなビンを入れようとしたのに気付いて、慌てて止めに行った。こうして、花や寄せ書きで埋められたあの人の棺は火葬場の職員に連れられて、その場を離れた。

その後、荼毘に付されたあの人は、火葬場の職員とホストクラブ経営者とホストや従業員らによって、骨壺と箱に収められて、骨壺を納めた箱を火葬場の職員がホストクラブ経営者へ渡そうとしたその時、市役所職員が待ったをかける。なんでも、戸籍が無い*28今の状態では、合葬墓も利用出来ないため、戸籍に代わる書類などが揃うまで、しばらくの間(市役所で)預からせてほしいと言ってきた。
こうして、この人の遺骨が納められた骨壺は、ホストクラブ経営者の前を通り過ぎて、市役所職員の手に渡った。

→つづく・・・。


参考資料
安心葬儀「遺体安置までの準備や流れ、費用について解説」
https://ansinsougi.jp/p-138#i-11
そうぞくドットコム「【2021】エンゼルケアとは?料金相場・目的・手順を詳しく解説」
https://so-zo-ku.com/article/11207
フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』「ホストクラブ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96
週刊女性PRIME「戸籍がない子」が成人した後に直面する苦悩
https://toyokeizai.net/articles/-/216381
シェアしたくなる法律相談所「結婚や選挙も…戸籍が無い人ができない5つのこと」
https://lmedia.jp/2014/07/12/54507/
葬儀支援ネット「死亡にともなう各種の届け・手続」
https://www.sougisupport.net/s_after_01.html

*1:「自然死」や「孤独死」という犯罪性がなさそうな遺体の死因特定のために、監察医や警察医が解剖して、遺体から組織採取を行うこと。組織採取が済んだ遺体は傷を閉じて、警察などを通して遺族へ返される。なお死因が分かるまで、数日から2ヶ月以上かかることもあるという。

*2:医療機関以外の場所で死亡確認された亡くなった人(遺体)を棺に入れる前に行う「エンジェルケア(またはエンゼルケア)」は、通常、葬儀社のほうで行う。なお、葬儀社のエンジェルケアの概念は医療機関のものと異なり、葬儀で見送られる遺体を少しでも穏やかな表情になるようにするためと、その遺体が持つ感染症の原因から遺族を守るために行う処置のようなものの事を指すという。

*3:人は亡くなると、まず臓器から腐り出すという。そのため、ほとんどの葬儀社が、葬儀社の中に来た際に(遺体の状態にもよるが、)亡くなった人(遺体)に対して初めに行うことは、胸・お腹の上・首・顔周りに大量のドライアイスを置いて、ドライアイス漬けにすることだという。このドライアイス漬けをすることで、遺体の腐敗の進行を遅らせることができるという。

*4:ホストクラブ業界では、女性客の接待を生業としている男性従業員のことを指すという。ホストクラブによっては「プレイヤー」と呼ぶところもあるという。

*5:日本の中・大規模の水商売の店にいる「ボーイ(ボーイさん)」と呼ばれる人たちのこと。主な仕事は、従業員の出勤管理・お客の対応や注文取り・調理・会計・事務作業・付け回し(日本の水商売用語で、色々なテーブルの客に対し、ホストやホステスを席につかせたり、外したりすること。)など。

*6:宗教儀式がなく、簡単な儀式と火葬だけで終わる葬儀の呼称。「直葬」とも呼ばれる。

*7:平成時代前半まで使われていた、スーツの呼称。

*8:日本のデパートは、各デパートごとに、従業員の靴、男性従業員のネクタイやスーツの色・柄、女性従業員のメイクとヘアスタイル、身に着けて良い靴やアクセサリーのタイプ、頭髪の色・長さ等に規定が異なっているという。

*9:1996年からある、労働省(現・厚生労働省)認定資格の1つ。日本の葬祭業界での実務経験が5年以上や「葬祭ディレクター2級(2級葬祭ディレクター)」の取得後2年以上経っている葬祭業界での実務経験がある社員(アルバイトの人は不可。)であれば、受験・取得できる日本の民間資格。ちなみに1級は、家庭葬から社葬まで取り仕切れて、全ての葬儀における受注から会場設営と式典運営に至るまでの詳細な知識と技能があるとされている。

*10:日本の葬式で最後に行う儀式で、花のほかに、「副葬品(故人に対しての手紙、故人が愛用していた物、遺された人にとっては見るのがつらい故人の持ち物、故人が気に入っていた衣服などの好きだった物の総称。)」を棺に納めて、棺のフタを完全に閉める時間のこと。なお「副葬品」については、日本の慣習や火葬場のある地域の可燃ゴミのルールなどの都合で、入れて良い物と入れてはいけない物が決められている。

*11:数珠の正式名称。

*12:この当時の日本には、ゲイやレズビアンを含むLGBT用の墓地のあるお寺や霊園はゼロに近かったという。日本に本格的なLGBT用の墓地が現れたのは、2010年代から。近年、日本の一部地域のあるお寺に、LGBT用の霊園が作られたという。興味のある人は検索してほしい。

*13:日本の法律では、親が子供の出生後14日以内に出生届を提出しないと、子供は戸籍がもらえない。しかし、様々な事情で子供の出生届を出さない親もいるために、戸籍を持たずに日常を送っている老若男女は、日本中に結構いるらしい。

*14:日本の行政サービスの1つであり、かなり最悪な場合に行われる。“行政の力”や“警察の力”を使っても身寄りが解らない遺体の葬儀は、行政や自治体が費用を負担して火葬される。その後、(戸籍のない人や身寄りのない人についての書類はあまり公にされていないが、)必要な書類をそろえて、霊場などにある合葬墓などへ葬られるという。

*15:「死亡診断書」のこと。病院で亡くなったか、事件で亡くなったかで呼び方が変わる。

*16:ある元・葬祭業者の人のSNSにあった情報によると、このような時のドライアイスは、葬儀社や葬祭業者によっては、葬儀費用に追加されるか無料サービスとしているところもあるという。だが、彼のいた会社の場合はどうだったのかは不明・・・。

*17:葬儀業界のエンジェルケアの相場は、地域や葬儀社にもよるが、3万円から10万円だという。

*18:葬儀社の安置施設や民間の遺体安置施設の利用料金のこと。料金は葬儀社や施設によって異なるが、一日につき5千円から5万円くらい。

*19:棺の素材や装飾の有無や棺の用途(例えば、通常の葬儀用かエンバーミングをした遺体を入れるかなど。)によって、多少異なるという。気になる人は、葬儀関連のウェブサイトを検索してほしい。

*20:骨壺の大きさと価格は、地域の習慣・素材・用途(例えば、人間用かペット用かなど。)によって多少異なるという。気になる人は、葬儀関連のウェブサイトを検索してほしい。

*21:葬儀会社や遺体搬送業者に払う遺体の運び賃のこと。葬儀会社や遺体搬送業者料金は異なるが、搬送距離によって決まるという。例えば、10kmまでの基本料金が1万円から2万円。10km増えるごと2千円から5千円程度加算されていく。

*22:東京23区内で事故や事件に遭った上に死亡確認もされた場合は、検案料と死体検案書の発行料は区がお金を出してくれるので0円になるという。なお、東京23区外やそれ以外の地域で死亡確認された場合は、検案料と死体検案書の発行料は一旦葬儀社が立て替えて、あとで葬儀費用と合わせて請求されるのだという。

*23:警察か警察委託の専門家が解剖した場合に発生するお金のこと。2万円から3万円くらい。亡くなった(または発見された)地域によって、金額は異なるという。

*24:死亡届の右側の部分にある「死体検案書」を監察医か警察委託の医師に記入してもらうためのお金のこと。死亡が確認された地域や死体検案をした人によって異なるが、5千円から1万円くらい。

*25:どうでもいい事かもしれないが、2008年当時の日本の消費税率は5パーセント。

*26:彼がいた会社での2008年当時の料金。消費税込みなのかは不明。

*27:この火葬場のある地域のゴミの規則で、可燃ゴミとして出してはいけない物だったために止めに行ったものと思われる。決してアダルトDVDのせいではない・・・。

*28:現行の日本の法律では、戸籍がないと次のことができないという。ほんの一例としては、小・中・高校へ通うこと、国民健康保険国民年金への加入すること、アパートやマンションを借りること、運転免許証やパスポートの取得、結婚すること・・・など。