洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧ペンネーム・敏宮龍一)によるブログ。

これをメイ曲と呼んではいけないのだろうか?→No.125ライディーンや胸キュンだけじゃない件・その2

これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;
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どうでもいいことかもしれませんが、昨日(10月31日)の日本の夜空には、“ブルームーン”が出ていました。肉眼で確認できた方はいますか?

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それはさておき、第125回は、YMOの「シムーン(Simoon)」です。この曲は2020年現在、1978年発売&2018年再発・アナログ盤化されたアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』とアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ(US版)』と、2018年に発売されたYMOの最新ベスト盤『NEUE TANZ(ノイエ・タンツ)』で聞けます。

これはYMOの初期の作品の1つで、細野晴臣さんが作曲したもので、日本の様々な世代のミュージシャンにカバーされていることでも知られています。
ちなみに曲名になっている“シムーン”というのは、“ムーン(Moon)”とは関係ありません。中近東地域(アラブ西部・アフリカ北部)の砂漠で発生する、熱風を伴う砂嵐現象の事だそうです・・・(^_^;

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 この曲はYMO結成前から構想されていたもので、細野さん曰く「『スター・ウォーズ』のC-3POR2-D2が砂漠を歩いているイメージで作った」とのことです。歌詞のほうも、クリス・モズデル氏に細野さんから「アラビアっぽい曲になるので、それにあった詞をつけてほしい」と説明がありました。
ちなみに、この曲の中にあるピアノっぽい部分は坂本龍一教授による即興です。レコーディング当時、このパフォーマンスを観た細野さんは「坂本は何でも出来る人」と評価したと言われています。
この曲のオリジナルのボーカルはYMOのメンバーではなく、橋本俊一(現・タイロン橋本)氏の生歌と“ヴォコーダー”という機械を通した歌声を重ねたものです。

なお、この“ヴォコーダー”という機械を使った表現方法は、YMOの楽曲には多く登場しているので、もしよかったら頭の片隅にでも入れておいてください。

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Simoon - YMO
現存する、東京スカパラダイスオーケストラと幸宏さんによるカバーです。
Tokyo Ska Paradise Orchestra & YMO - Simoon

このアレンジは眠気が吹っ飛びそうです。でも、嫌いじゃないですよ(^_^;;;
【CMO】 YMO "SIMOON" シムーン

 

NEUE TANZ

NEUE TANZ

 
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