※今回の記事は、坂本龍一教授が存命だった2022年当時に書いたものに、若干の修正をしたものです。
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これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;
第235回は、坂本龍一教授の「Riot in Lagos(ライオット・イン・ラゴス)」です。
現在は音楽配信サービスでも聴けます。
この曲は、1980年に発売されたオリジナルアルバム『B-2ユニット』に収録されている曲で、タイトルを日本語っぽくすると「ラゴスの暴動」。
1970年代から始まったと言われているアフリカのナイジェリアにあるラゴスという地域で起こっていた暴動や、その地で活動していたアフリカン・ファンク(アフロビート)系ミュージシャンのフェラ・クティ氏の影響を受けていた、1980年当時の坂本教授が生み出した曲です。
ja.wikipedia.org
1980年当時の細野晴臣さんは、この曲を「奇跡的な出来」であると感心し、気に入っていたことや、イエロー・マジック・オーケストラの求めていた理想の楽曲であったという理由で、YMOの1980年ワールド・ツアーのオープニング曲にも選ばれました。
music-book.jp後に細野さんは、「(『Riot in Lagos』は、)単に曲というよりも、音の構造も含めた『作品』としてすごいと思った。当時の微妙なエスニック感覚が入っていて、絶妙のバランスだった」「(坂本教授には、)もう一回ああいうビートものに挑戦してもらいたい」と、日本のある雑誌でコメントされていました。
ちなみに、この曲が生まれるキッカケとなったナイジェリアの内戦は、2020年代なった今でも続いているそうで、地域ごとに危険度や難民問題なども異なっているらしいです・・・(-_-|;|www.anzen.mofa.go.jpwww.newsweekjapan.jp
オリジナル。
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2004年に発売された坂本教授のセルフカバーアルバム『/04』に収録されている方の「Riot in Lagos」。8台分のピアノ演奏を多重録音して、再編曲したものとのことです。
奥行きが半端ないです・・・。
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1980年の海外ツアーのオープニングで披露された方の、YMOによる「Riot in Lagos」。
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2000年代に発売された、坂本教授の曲のトリビュートアルバムに収録されている、Atom™ による「Riot in Lagos」のカバー。
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2011年にアメリカ・サンフランシスコで開催されたライブで披露された、YMOによる「Riot in Lagos」。
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2000年代に発表された、「Swag」というDJによる「Riot in Lagos」のカバー。
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オマケ1
社会人向けに「Riot in Lagos」を解説する動画。
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オマケ2
坂本教授の愛機「Prophet-5」の仲間のシンセサイザーをゲットした少年(?)ユーチューバーによる「Riot in Lagos」。
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