洋梨とバックロールエントリー

敏宮凌一(旧ペンネーム・敏宮龍一)によるブログ。

これをメイ曲と呼んではいけないのだろうか?→No.123ライディーンや胸キュンだけじゃない件・その1

これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;

かつて、1980年代に活躍していた日本の芸能人の中には「YMOって、“イモ”って読むんだよ」と言っていた人がいたらしいです・・・(-_-;
それはさておき、今更ですが、2018年から2020年まで、日本の一部の音楽業界では様々なYMO結成40周年記念企画が行われていました。

www.110107.com

しかし、私、ずっと前から思っていることがあるのです。日本の通販などで販売されている多くの1980年代の歌謡曲やJ-POPSのベスト盤のCDには、必ずYMOの曲も一応収録されるのですが、しかしその多くが、「ライディーン」と「君に、胸キュン。」というものばかりなんです!確かにどちらも、YMOのヒット曲なんですが・・・。

第123回は、YMOの「コンピューター・ゲーム “サーカスのテーマ”~ファイヤークラッカー」です。この曲は2020年現在、1978年発売&2018年再発・アナログ盤化されたアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』とアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ(US版)』だけで聞けます。

 これは、YMOのデビューアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』の1曲目と2曲目を再生しっぱなしすると聴けるものです(もちろん、CDでも聴けます。)。

1曲目の「コンピューター・ゲーム “サーカスのテーマ”」というのは、1980年代のアーケードゲーム『サーカス』のBGMや『サーカス』のプレイ失敗時に流れたという 「葬送行進曲」シンセサイザーを使って再現したものに、シーソーを動かす音・風船の破裂音などの音と高橋幸宏さんがドラムを叩いて刻んだリズム音をミックスしたものに合わせて、坂本龍一教授と細野晴臣さんが楽器やシンセサイザーを手で弾いて録音したものです。

co062c54.hateblo.jp

激しい火花を思わせるようなアレンジの音が止んだ直後に始まる2曲目は、前回取り上げた「ファイヤークラッカー」です。これも、幸宏さんがドラムを叩いて刻んだリズム音に合わせて、坂本教授と細野さんがシンセサイザーを手で弾いて録音したものと言われています。この「ファイヤークラッカー」曲の終了直後の、落雷のような音を鳴らしてお終いというパターンも、初めて聞いた当時は衝撃的でした。

ちなみに、アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』には、「コンピューター・ゲーム ・・・」とついているタイトルの曲は、これを含めて2曲あります。アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』を聞く際には、是非探して聴いてみてください。

現在ネット上にこの曲を使ったPVがないので、ユーチューバーの方による、この曲のカバーのパフォーマンス動画をご覧ください。


[ YMO 40 ] Computer Game~Firecracker [ Cover ]

 

今週のお題「いも」

 

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