これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;
9月ですが、もうそろそろ終わりですね。
・・・ということで、第211回は、アース・ウインド&ファイアー(Earth, Wind and Fire)の「セプテンバー(September)」です。
この曲は現在、アース・ウインド&ファイアーの公式動画サイトや国内外の音楽配信サービスで聴けます。
ちなみに国外の人は、アース・ウインド&ファイアーのことを“EW&F”という略で記述しているそうです。
この曲は1978年に発表されたシングル曲で、知らない人はいない(はず!)EW&Fの人気曲の1つで、同年に発売されたアルバム『ベスト・オブ・EW & F Vol.1』で初収録されました。
現在も、国内外のテレビ番組やコマーシャルに使われたり、国内外のアーティストにカバーされています。
この曲は、1979年2月10日の『ビルボード』誌週間ランキング最高位の第8位(R&Bチャート1位)を獲得していて、イギリスの1979年2月音楽チャートで3位。『ビルボード』誌の1979年年間ランキングは第80位になりました。
2021年に改訂されたアメリカの音楽誌『ローリング・ストーン』の「ローリング・ストーンが選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」にも選ばれています。
この「セプテンバー」という曲は、12月のクリスマスの時に9月のことを思い出すという内容の歌詞が特徴です。
作曲はメンバーのモーリス・ホワイトさんとアル・マッケイさん。作詞は、アメリカのレジェンド女性ソングライターのアリー・ウィリスさんによるものです。
この曲の歌詞にある“Only blue talk and love(青臭い恋)”については、「“Only blue talk and love”は最初意味が解らなかったけれど、“傷ついた恋、失恋”という意味で使っていることを知って、物語性があってカッコいいと思った」と、アル・マッコイさんが、2022年に行われた日本の某テレビ番組のインタビューで語っていました。
曲の中に何度も出てくる「Ba-de-ya」という掛け声(?)について、EW&Fメンバーらが「ノれるから」という理由で言っていたそうです。
しかし、作詞を担当したアリーさんは「(英語で、)“Ba-de-ya”なんて、意味ないじゃない!」と猛反対で、「Oh my love」という詞に変えようとしていましたが、EW&Fメンバーたちからの懇願によって「Ba-de-ya」は生き残りました(^_^)
なおアリーさんは、(ある音楽誌での)関係者のインタビュー記事によれば、晩年までこの曲の「Ba-de-ya」を忌み嫌っていたと言われています・・・。
ちなみに、この曲の大ヒットのせいもなのか、1979年に発売されたEW&Fのアルバム『I Am(※日本では『黙示録』。)』に収録されている9曲中7曲はアリーさんが作詞・作曲したものです・・・(^_^;
オリジナル。
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動画投稿サイトを中心に活躍している、ロシア人による「シカゴ」のコピーバンド「レオニード・アンド・フレンズ(Leonid & Friends)」によるカバー。
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2000年代に発表された、ダンス☆マンによる「セプテンバー」のカバー(?)
「接吻のテーマ」。
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デビューする前の藤井風さんによるカバー。
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オマケとして、「セプテンバー」の替え歌、「December」のカバー動画。
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この「December」という曲は、2014年に海外で発売されたEW&Fのクリスマス企画盤『Holiday』に収録されたものです。「セプテンバー」の音源の中のモーリス・ホワイトさんが歌っている部分はそのままに、新しいヴォーカリストを迎えて製作されました。
EW&Fの公式チャンネルでこの曲のPVを観ましたが、個人的にはもう少しひねってほしかったです・・・。
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