これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;co062c54.hateblo.jp
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ウクライナが地獄と化して、今年で1年になりました。
そこで、2023年のNHKのテレビ番組でも取り上げられた、今のところ海外でしか聞けない坂本教授が書いた曲を1つ取り上げます。
第231回は、「Piece for Illia(イリアのための曲)」です。
この曲は現在、デジタルアルバム『For Ukraine(Volume.2)(※英語のみ。1枚・10ドル(約1,300円)。)』だけで聴けます。
このアルバムの売り上げは、すべて国際救助委員会に寄付されるとのことです。
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この曲は、坂本龍一教授がウクライナのヴァイオリン奏者のイリア・ボンダレンコ(Illia Bondarenko)さんのために書いたものです。
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イリアさんのウェブサイトには、*1ヴァイオリンとピアノとシンセサイザーによるバージョンが公開されています。
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この曲が作られたキッカケは、イリアさんを含む避難生活中のウクライナのヴァイオリン奏者の人々でウクライナの昔の民謡を弾く動画を観た坂本教授が、イリアさんに「曲を提供したい」とメッセージを送りました。
この事がキッカケで、この曲が生まれました。
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現在、この「Piece for Illia」の楽譜(フルスコア(総譜)、ピアノ用、ヴァイオリン用)が、「改変したり、商用に使っちゃダメ!」という条件付きで、坂本教授の公式ホームページ(※最近は英語版だけ。)の中で無料配布されています。
腕に覚えがある方は挑戦してみてください(^_^)www.sitesakamoto.com
オマケ
2022年当時。
ネット・SNS・一部の日本のテレビ番組で取り上げられた、ウクライナに関する音楽パフォーマンス動画の一部を載せます。
デニス・カラチェフツェフ(Denys Karachevtsev)氏による、攻撃を受けたウクライナの町の中でバッハの「無伴奏チェロ組曲第5番」を弾くパフォーマンス。
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中村天平氏による、ウクライナの街中で「イマジン」を弾くパフォーマンス。
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「#standupforUkraine」という運動の一環で、リトアニアの有志の人々が「ああ野の赤いガマズミよ」という、ウクライナの人が元気になる歌を歌っている動画。
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SNSで公開されていた、イングランドの大御所ミュージシャンのスティングさんによる、「ラシアンズ(Russians)」のセルフカバー。
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ウクライナのあるホールで披露された、中村天平氏のアレンジバージョンの「戦場のメリークリスマス(Merry Christmas, Mr. Lawrence)」。
安心してください。今回はブーイングしませんよ!!(^_^)
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*1:イリアさんのウェブサイト側のプロテクトの都合で、ブログに貼れなかったため、類似動画を貼っています。