これは、私が過去にやっていたブログで適当にやっていた、私の「iTunes」の中に入っている曲の中で何回もリピートしてしまうものを紹介していた書き込みコーナーに、私が過去に好きだった曲や「なぜカバーする人がいない!」と心の中で日夜嘆く曲などを書いていくコーナーとして復活してみたものです(^_^;
既にご存知と思われますが、小説家・作詞家のなかにし礼氏が、12月23日に心筋梗塞で他界されました。享年・82歳。ご冥福をお祈りいたします(˘人˘)
そこで第144回は、個人的に好きだったなかにし礼さん作詞の曲である、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN !」について、適当に取り上げます。2020年現在、2009年に発売されたシングルと、2014年に発売されたベスト盤『HEART』だけで聞けます。諸事情で、配信はされていないようです。
この曲は、2003年に東海旅客鉄道(JR東海)とのタイアップにより制作された曲で、作詞はなかにし礼氏で、作曲は*1筒美京平氏です。
当時のJR東海の社長が、文学者の中西進氏の紹介で出会ったなかにし氏と会ったその場で「新しい鉄道唱歌を作って欲しい」と依頼したことが発端となり、なかにし氏のプロデュースで制作されました。
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article.auone.jpこの曲のリリースと同時に、曲名にも使われている「AMBITIOUS JAPAN !」という言葉が、JR東海の2003年10月1日の東海道・山陽新幹線のダイヤ改正のキャッチコピーになり、CMソングにも採用されていました。
更に、2003年10月1日から2005年9月5日まで、JR東海が保有する700系新幹線の先頭車側面には「AMBITIOUS JAPAN !」というシールが貼ってあり、特に2003年10月にデビューした「700系新幹線のぞみ」の車体側面には「AMBITIOUS JAPAN !」のほかに、この曲の歌詞やCMのキャッチコピーにも登場した「のぞみは、かなう」という事が印字されているシールが貼ってある車両があるということから、一時期「700系新幹線のぞみ」は受験生や就活中の人の願掛けアイテム(?)となったこともあるそうです・・・(^_^;
なかにし氏の追悼ということで、2020年に公開された「AMBITIOUS JAPAN !」のカバー動画をご覧ください。
AMBITIOUS JAPAN! covered by 成瀬英樹 ft.町あかり/ 筒美京平先生カバーシリーズ#4
*1:筒美氏は、この曲をもって作曲家を卒業されていたということが、ある筒美氏の追悼番組の中で明るみになった。